ブログを始めて、嬉しいことがあった。
私の記事に「いいね!」をしてくれた人がいたのだ。
たったそれだけのこと。
でも、思っていた以上に嬉しかった。
なぜだろう。
少し考えてみて、気づいた。
私のことを何も知らない人が、文章を読んで「いいね!」と思ってくれたからだ。
仕事の肩書きも知らない。
どんな会社で働いているのかも知らない。
私がどんな人間なのか、直接会ったこともない。
ただ、私が書いた文章を読んでくれた。
そして、そこに何かを感じてくれたのかもしれない。
それが、たまらなく嬉しかった。
仕事では、いつも肩書きがついてくる
私は今、35店舗の薬局を統括する管理職として働いている。
仕事では、常に何かしらの役割がある。
上司として判断すること。
部下を評価すること。
数字を追いかけること。
問題が起きれば対応すること。
人から評価されるときも、仕事の成果や役職が関係してくる。
もちろん、それはそれでありがたいことだ。
でも、ふと思う。
肩書きがなかったら、私はどんな人間なんだろう。
管理職でもなく、薬剤師でもなく。
ただの52歳の私。
そんな自分を、誰かに知ってもらう機会は案外少ない。
ブログでは、格好をつけなくていい
KOMICHI+では、できるだけ素直な気持ちを書いている。
仕事がしんどいと思うこともある。
老後のお金が心配になることもある。
家を買おうか真剣に悩んだり、ゴルフに夢中になったり。
決して、格好いい話ばかりではない。
むしろ、迷っていることの方が多いかもしれない(笑)。
でも、ブログではそれでいいと思っている。
立派な答えを出さなくてもいい。
誰かのお手本にならなくてもいい。
今、自分が感じていることを、自分の言葉で書けばいい。
そう思って続けてきた。
顔も知らない誰かからの「いいね!」
そして、ある日。
記事に「いいね!」がついていることに気づいた。
最初は、ちょっと驚いた。
本当に読んでくれている人がいるんだ。
しかも、私のことを知らない人が。
仕事で付き合いのある人でも、友人でもない。
私の肩書きも、これまでの経歴も関係ない。
ただ、記事を読んでくれた。
もちろん、その人がどんな気持ちで押してくれたのかは分からない。
それでも、私は勝手に嬉しくなった。
何も飾っていない私を、少しだけ認めてもらえた気がした。
52歳になって、こんな嬉しさを感じるとは思わなかった。
50代から始めても、遅くなかった
33歳のとき、興味本位でゴルフを始めた。
それが今では、人生を変えたと思えるほど大切な趣味になっている。
そして52歳の今、ブログを書き始めた。
ゴルフを始めたときも、こんなに長く続くとは思っていなかった。
ブログだって、これからどうなるか分からない。
たくさんの人に読まれるようになるのか。
それとも、今のように小さく続いていくのか。
まだ何も分からない。
でも、始めなければ、この嬉しさを知ることはなかった。
年齢を重ねると、新しいことを始めるのが少し面倒になる。
今さらやってもね、と思うこともある。
でも、今さらだからこそ、出会えるものもあるのかもしれない。
肩書きのない私を、もっと大切にしたい
いつか仕事を引退したら、管理職という肩書きはなくなる。
でも、それで私自身がなくなるわけではない。
ゴルフが好きな私。
猫との暮らしを楽しむ私。
老後のお金を心配しながら、家を買おうか悩んでいる私。
そして、こうして文章を書いている私。
全部、私だ。
仕事の肩書きがなくても、自分には好きなことがあって、考えていることがあって、伝えたいことがある。
そんな当たり前のことに、ブログを通じて気づかされた。
まだ始めたばかりの小さなブログ。
でも、顔も名前も知らない誰かが「いいね!」を押してくれた。
その小さな反応が、思っていた以上に心に残った。
誰かに認めてもらうために書いているわけじゃない。
でも、素の自分を誰かが受け止めてくれたように感じるのは、やっぱり嬉しい。
これからも、格好をつけずに書いていこうと思う。
52歳の私が、日々感じていることを。
誰かに届くかどうかは分からないけれど。
また明日も、書いてみよう。
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