第28回|52歳、家事を減らすために53万円使った。後悔は?

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老後のお金が心配だ。

60歳までにいくら貯めればいいんだろう。今の収入がなくなったら、生活はどうなるんだろう。

そんなことを考えている52歳の私が、家事を減らすために約53万円使った。

自分でも、ちょっと矛盾していると思う(笑)。

購入したのは、ドラム式洗濯乾燥機とロボット掃除機。

洗濯機が35万円。ルンバが約18万円。決して安い買い物じゃない。

でも、結論から言うと、どちらも買ってよかった。 ただし、満足度には少し違いがある。

洗濯物を干すのが、とにかく苦手だった

私は洗濯物を干すのが苦手だ。

洗濯機を回すことは嫌いじゃない。でも、洗濯が終わってから一枚ずつ取り出して、干して、乾いたら取り込む。この作業がどうにも好きになれない。

しかも、結構時間がかかる。仕事から帰って、食事をして、洗濯をして。気づけばもう夜。

休日だって、天気を気にしながら洗濯をする。そんな毎日を変えたくて、思い切ってドラム式洗濯乾燥機を購入した。

35万円の洗濯機。これは文句なし!

購入したのは、パナソニックの「NA-LX127EL-W」。価格は約35万円。

購入するときは、さすがに少し迷った。洗濯機に35万円か……。

でも、今は思う。もっと早く買えばよかった。

夜、洗濯物を入れて、乾燥までセットしておく。それだけで、朝には洗濯が終わっている。

あの苦手な洗濯物を干す作業が、ほとんどなくなった。天気を気にする必要もないし、仕事から帰って洗濯物を干すこともない。

朝、洗濯が終わっているだけで、気持ちに余裕ができる。

もちろん、乾燥に向かない衣類は別に扱う必要がある。でも、普段の洗濯は本当に楽になった。

これは、買ってよかった家電の第一位。 今のところ、文句なしだ。

18万円のルンバ。便利だけど、完璧ではない

もうひとつ購入したのが「ルンバ Max 705 Combo」。水拭きもできるロボット掃除機だ。購入価格は約18万円だったと思う。

こちらも安くはない。でも、一度掃除を任せれば、カーペットと床を見分けて、掃除機がけと水拭きをしてくれる。

自分で掃除機をかけて、そのあと床を拭く。この二つの作業を任せられるのは、かなりありがたい。

ただし、使ってみて気になる点もあった。カーペットに、ゴミが残っていることがあるのだ。結局、あとから自分で掃除機をかけることもある。

「全部きれいにしてくれる」と期待していると、ちょっと残念かもしれない。

でも、それまでは床もカーペットも全部自分で掃除していた。今は、気になるところだけ自分で掃除すればいい。

100点ではないけれど、十分助かっている。 だから、こちらも買ってよかったと思っている。

外出先からスマホで掃除できるのがいい

ルンバでもうひとつ気に入っているのが、スマホからの遠隔操作。外出していても、スマホから掃除を始められる。

仕事で家を空ける時間が長い私にとって、これは大きな魅力だった。自分が仕事をしている間に、家では掃除機がけと水拭きが進んでいる。

帰宅してから掃除を始めなくていい。これって、なかなか贅沢なことだと思う。

自分が家にいなくても、家事が進んでいる。 この便利さは、一度経験すると手放しにくい。

ただし、我が家にはミケがいるので、外出先から動かすときも猫の様子や安全には気を配りたいと思っている。

お手入れも、思っていたほど面倒じゃない

ロボット掃除機を買うとき、気になるのがお手入れ。掃除を任せられても、その後のメンテナンスが大変だったら意味がない。

でも、実際に使ってみると、これも思ったほど手間ではなかった。私の場合、3〜4回使ったところで、ゴミやホコリを取り除く程度。

これなら負担にならない。掃除機がけと水拭きをまとめて任せられて、お手入れも簡単。

カーペットにゴミが残ることはあるけれど、それでも満足している。

ただし、ミケには不評だった(笑)

我が家には、猫のミケがいる。このミケが、ルンバを警戒している。

どうやら、家の中を勝手に動き回る物体が気になるらしい。人間にとっては便利な家電でも、猫にとっては突然現れた謎の存在。なかなか慣れてくれない。

これは購入前には、あまり考えていなかった。

そのうち慣れてくれるのか。それとも、ずっと警戒したままなのか。今のところ、ミケの様子を見ながら使っている。

便利な家電を買っても、家族全員が喜んでくれるとは限らないらしい(笑)。

53万円で買ったのは、家電だけじゃなかった

今回、家電を買って一番よかったのは、単に家事が楽になったことではない。

家事に使っていた時間と気力を、ほかのことに回せるようになったこと。

以前より、自炊する余裕ができた。お風呂にゆっくり入る時間も増えた。睡眠も、少し意識するようになった。

仕事から帰って、また家事に追われる。そんな毎日を、少し変えられた気がしている。

もちろん、家電を買ったからといって、生活が全部変わるわけではない。時間ができても、スマホを見て終わる日だってある。

でも、今はそれでもいいと思う。家事をしなければならない時間と、自分で自由に使える時間。同じ30分でも、気持ちはずいぶん違う。

50代、お金の使い方も変わってきた

老後のお金は心配だ。だから、無駄遣いはしたくない。でも、何でも節約することが正解だとも思わなくなった。

52歳。これからの時間を考えると、家事を減らすためにお金を使うのは、決して悪い選択ではないと思う。

洗濯機もルンバも、安い買い物ではなかった。それでも、毎日の負担を減らしてくれるなら、その価値はある。

もちろん、人によって何が負担なのかは違う。料理が苦手な人もいれば、掃除が苦手な人もいる。

私の場合は、洗濯物を干すことだった。だからこそ、乾燥機付き洗濯機の満足度が高いんだと思う。

何にお金を使えば、自分の生活が楽になるのか。 これからは、そんな基準でも買い物をしていきたい。

頑張らなくていいことは、頑張らない

仕事では、どうしても頑張らなければならない場面がある。責任もあるし、簡単には手を抜けない。

だったら、家に帰ってからくらい、少し楽をしてもいいんじゃないか。家事を全部自分でやらなくてもいい。便利なものに頼ってもいい。

その分、健康のために身体を動かしたり、好きなことを楽しんだり。そんな時間を増やしていきたい。

……とはいえ。家電は洗濯も掃除もしてくれるけれど、私の代わりにストレッチまではしてくれない(笑)。そこは自分で頑張るしかないらしい。

52歳。これからは、頑張ることを増やすより、頑張らなくていいことを減らしていきたい。

同じ50代のみなさんへ。

毎日の家事で「これだけは誰かに任せたい」と思うこと、ありませんか?

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