第12回|AIを使っていたら、管理職って必要なのかなと思った。

現場で何か起きる。

状況を聞いて、問題点を整理して、指示を出す。

人が足りなければ、人事を考える。

採用も私の仕事。

現場の数字や話を見ていると、

「あ、ここ何かおかしいな」

と比較的早く気づく方だと思う。

問題や課題を拾って、

「じゃあ、どうする?」

と考える。

そして解決する。

それが、ずっと私の仕事だった。

「私がやった方が早い」は、かなり減った

以前は、

「もう、私がやった方が早い」

と思うことが本当に多かった。

現場への指示。

資料作成。

情報整理。

人事。

採用。

問題が起きれば、その対応。

気づけば、いろんな仕事が私のところに集まっていた。

でも最近、それがかなり減った。

部下に任せられるようになったこともある。

そして、もう一つ。

AIを使うようになった。

これが大きい。

最近、AIが私の相談相手になっている

資料を作る。

情報を整理する。

文章をまとめる。

考えていることを、とりあえず投げてみる。

私は最近、AIをかなり仕事で使っている。

特にClaude。

正直、

「Claudeがないと仕事できないんじゃない?」

と思うくらい使っている(笑)。

もちろん、そのまま全部使うわけじゃない。

最後に判断するのは私。

でも、

「これ、どう思う?」

「この考え方、おかしくない?」

「もっといい方法ない?」

と投げると、返してくれる。

部下でもない。

上司でもない。

同僚でもない。

でも、いつでも話せる。

私にとってAIは、いつの間にか壁打ち相手になっていた。

移動時間まで、仕事が進むようになった

私の仕事は移動が多い。

以前は、この移動時間が結構もったいなかった。

現場に行く。

次の店舗へ移動する。

会社へ戻る。

その間にも、仕事はどんどんたまる。

でもAIを使うようになってから、このロスをかなり取り戻せるようになった。

考えていることを整理したり。

資料のたたき台を作ったり。

文章をまとめたり。

昔だったら会社に戻ってパソコンを開いてから始めていた仕事が、移動中にも進む。

ほんと、便利な世の中になったなあ。

52歳の私がこんなにAIを使うとは、自分でも思っていなかった。

でも、ふと思った

AIに相談する。

AIが情報を整理する。

AIが資料を作る。

問題点だって、データを渡せば見つけてくれる。

だったら。

私みたいな「間にいる管理職」って、これからも必要なのかな。

ふと、そんなことを考えた。

上から来た方針を現場に伝える。

現場の状況をまとめて上に報告する。

問題を整理する。

資料を作る。

調整する。

もし管理職の仕事がそれだけなら、

AIの方がずっと速いことも増えていくのかもしれない。

じゃあ、私にしかできない仕事って何だろう

一方で、AIを使えば使うほど思うこともある。

現場で、

「なんかいつもと違う」

と感じること。

スタッフの表情を見ること。

数字にはまだ出ていない問題に気づくこと。

誰に何を任せるか決めること。

今は声をかけるべきなのか。

少し待った方がいいのか。

そして最後に、

決めること。

このあたりは、今のところ私がやっている。

でも、これだって10年後はどうなっているんだろう。

分からない。

52歳で、また仕事が変わるのかもしれない

私は60歳までの働き方を考えている。

あと8年。

短いようで、結構長い。

その8年で、AIはもっと進化するはず。

そう考えると、

「今の仕事をあと8年続ける」

ではなく、

「8年後にも必要とされる仕事って何だろう」

を考えた方がいいのかもしれない。

管理職だから安心。

経験があるから安心。

そんな時代でもない気がする。

52歳になって、新しい技術についていくのは大変。

……と思っていたはずなのに。

気づけば、毎日AIに相談している(笑)。

便利だから使い始めただけなのに、

まさか自分の仕事について考えることになるとは思わなかった。

AIに仕事を取られるのか。

それとも、

AIを使って、私はもっと違う仕事ができるようになるのか。

まだ分からない。

ただ一つ言えるのは、

もうAIを知らなかった頃の働き方には、戻れそうにない。


MICHIRU+
50代から、人生をもっと満たしていく。