第10回|休みの日まで、何かしなきゃと思っていた。

連休。

少し前の私なら、

「休みだから、あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」

と思っていた。

平日にできなかった家事。

終わらなかった仕事。

買い物。

片づけ。

気づけば、休みの日まで予定でいっぱい。

そして疲れていると、時間のある限り寝てしまう。

起きたら、

「ああ、せっかくの休みなのに」

なんて思ったりして。

休みなのに、全然休めてなかった。

ゴルフの日だけは違った

そんな私でも、ゴルフに行く日は違う。

朝から出かけて、一日ゴルフ。

やっている間は本当に楽しい。

「あー、今日も楽しかった」

と思って帰ってくる。

でも。

家に帰れば、現実が待っている(笑)。

残っている家事。

まとめなきゃいけない仕事。

明日の準備。

楽しかったはずなのに、そこからまた動き始める。

そりゃあ何時間あっても足りないよね。

全部、自分でやろうとしていた

考えてみれば、私はずっと、

「自分でやらなきゃ」

と思っていたのかもしれない。

仕事も。

家のことも。

自分のことも。

できるんだから、自分でやる。

それが当たり前だと思っていた。

でも、50代になって思う。

全部、自分でやる必要って本当にある?

掃除をやめてみた

最初に大きく変わったのが、ロボット掃除機。

掃除をしなくなった、というより、

掃除を自分でしなくても、部屋がきれいに保てるようになった。

これが思った以上に大きかった。

仕事から帰ってきて、

「あ、掃除しなきゃ」

と思わなくていい。

休みの日にまとめて掃除をしなくてもいい。

ひとつ家事が減るだけで、こんなに違うんだと思った。

これは、もっと早く買えばよかった

そして一番活躍しているのが、乾燥機付き洗濯機。

これは本当に、

もっと早く買えばよかった。

洗濯して、干して、取り込む。

毎日のことだから、それが当たり前だと思っていた。

でも、洗濯から乾燥まで機械に任せてみたら、

「私、今まで何時間これに使ってたんだろう」

と思った。

家電を買ったというより、

時間を買った。

今はそんな感覚に近い。

そして最近、一番画期的だったもの

それがAI。

これは家電とはちょっと違うけど、私の中ではかなり大きな時短になった。

仕事では、事務作業がとにかく多い。

資料をまとめる。

文章を作る。

考えを整理する。

情報を調べる。

今まで一つひとつ自分でやっていたことを、最近はかなりAIに手伝ってもらっている。

もちろん、最後に考えて判断するのは私。

でも、そこにたどり着くまでの作業をAIが手伝ってくれる。

すると、不思議なことが起きた。

仕事が早く終わるだけじゃなかった。

私に「考える時間」ができた。

これが一番大きかった。

時間ができたら、何をする?

以前の私は、時間が足りなかった。

だから、

「もっと効率よくやらなきゃ」

と思っていた。

でも今は少し違う。

機械に任せられることは、機械に任せる。

AIに手伝ってもらえることは、手伝ってもらう。

全部自分でやらなくていい。

そうしたら少しずつ、生活に余白ができてきた。

でも、ここでまた私の悪いクセが出る。

時間ができると、

「じゃあ、何かしなきゃ」

と思ってしまう(笑)。

何もしない時間まで、埋めなくていい

せっかく作った時間なのに、また予定を入れてしまったら同じだよね。

ゴルフから帰ってきて、何もしない。

コーヒーを飲む。

ミケとのんびりする。

ぼーっとする。

そんな時間があってもいい。

52歳。

これから欲しいのは、もっとたくさんの予定じゃなくて、

自分で使い方を決められる時間なのかもしれない。

ロボット掃除機も、乾燥機付き洗濯機も、AIも。

買ったもの、使い始めたものは全然違うけれど、

私にくれたものは同じだった。

時間。

そして、その時間を何に使うか。

そこは、まだ機械にもAIにも任せずに、

自分で考えようと思う。


MICHIRU+
50代から、人生をもっと満たしていく。